作品:老朱泥彩絵壺
泥料:老朱泥
装飾:粉彩
容量:170cc
底印:恒茂・詩句款
湯出し口:単孔
粉彩とは清代に景徳鎮窯で発展した絵付技法のことで、西洋から伝わった琺瑯技法を応用して花鳥や草花を絵付けしたものです。胴体に描かれた牡丹や菊の花柄は吉祥模様として古くから縁起の良いものとされています。また陶刻の「遠粉断雲春雨外」は元代の文人・虞集の漢詩の一説「遠樹断雲春雨外」の「遠樹」を陶刻家が「遠粉」に指し替えたものではないかと推測します。遠くに見えるものは木々ではなく霞や花であると。丁蜀鎮から望む太湖の風景を思い浮かべます。
※単孔には自家製の茶漉しをお付けします。